シャツジャケット入荷しました！！
1960年代のヘリクルーシャツをベースにしたデザインです。
この時代はじめてヘリコプターが兵器として運用されました。
固定翼機のように長い滑走路を必要とせず、不整備からも自由に離着陸できる利点に着目されたのです。
戦場がジャングルの場合、その利便性は一気に高まりました。
遠く離れた拠点に大量に物資や人員をスピーディに配置する。
これが米軍によるヘリボーン作戦です。
そのヘリコプターの乗員が着用していたビンテージウェアが忠実に再現されたディティールです。
空中でホバリングできるヘリコプターの利点は、裏を返せば地上からの小火器による攻撃にもさらされやすく、そのような状況にも対応すべくボタンとファスナーどちらでも脱ぎ着できるように設計されています。
また、ボタンは固い椰子の実を加工したコロゾボタンを使用し全て手付けによって縫製されています。
裾にはややゆるめのテンションの平ゴムをセットしたシャーリングディティール。
これはローターの巻き起こす強風に対し、裾のばたつきを防ぐ為と狭い機内で邪魔にならないように配慮されたものです。
アームホール・脇・ヨークなどは技術的に難易度が高く手間のかかる行程の3本針の巻き縫いです。
ヘビーユーズ、長期間の着用にも耐えうるよう非常に強度が強く、適度な伸縮性を持っています。
